
浅野 弥寿昭Asano Yasuaki
製造部(粉体・ホットプレス)所属 主任 入社8年目
現在の仕事とやりがい
いま25歳なので社員の中ではまだかなり若いほうですけど、今年から主任になったこともあって、製造の工程全体、特に、粉末調合・混合・大気焼成・ホットプレス焼結までを中心に見ています。製品を作るときは、自分の意見を通すのではなくて、みんなと一緒に考えて、そこで出た意見を重視して採用するようにしています。
以前は自分の技術のみ追求していたときもあったんですけど、今はみんなに技術を伝えて、新しい技術を作ってもらう、というような意識に変わってきました。
最近は新人もたくさん製造に入ってきましたし、教えがいがありますね(笑)。
当社は主に研究開発品の受注が多く、いままで世の中に存在していない製品を作ることも多いので、そういった製品をどう作ればいいか検討して、予想通りに良品ができたときはこの仕事をやっていて良かったと思います。
仕事の自由度が高く、創意工夫できるところがたくさんあるんです。
製造とはいいながら、むしろ開発に近いのかもしれません。
こういった仕事を毎日続けているので飽きるということは全くないですね。
過去の印象的な仕事
ある製品の大型化を依頼されたときのこと、10回近くチャレンジしてもできなかったので、注文をキャンセルさせてもらいました。
製造部内でもできなくて当然という感じだったのですが、自分は直感的にできる気がしたんです。
まだやれることがあるのではないかと思って、それから納得のいくまで開発を続けて、最終的には、比率の調整も考えて、添加剤を入れることで解決できました。
今でもその作り方で作っていますが、問題なく大型の製品が作れています。
普通の製造業は上司がいて、決まったやり方に従わなければならないことが多いと思いますが、当社は自分の好きなだけチャレンジできるというのが、自分にあっていると思っています。
この文化を社内にもっと広めて、革新的な企業になっていけたらいいですね。

菊山 英志Kikuyama Hideshi
入社2年目 製造部(加工)所属
現在の仕事とやりがい
スパッタリングターゲット材の加工全般を担当しています。加工と言ってもさまざまな装置がありますが、メインは汎用旋盤、NC旋盤、湿式研削機です。
ちまたに鉄の加工をやっている会社はたくさんありますよね。
アルミやチタンの加工業者も最近増えてきたかと思います。
ただ、当社のように、聞いたことのない金属や酸化物、例えばコバルトなどを加工している会社はあまりないのではないでしょうか。
スパッタリングターゲット材自体はそれほど複雑な形状ではないのですが、製品の材質が鉄とはまったく異なるので、「そもそもこの素材は削れるのだろうか」というところから加工ははじまります。
たとえ同じ金属でも比率が違うだけで加工条件が変わることもあります。
条件出しにはすごく気を使いますし時間もかかりますが、逆にそういった部分がやりがいになりますね。
今までトライしたことのない製品を削ってみて綺麗に仕上がったり、効率よく加工できたりしたときは嬉しいです。
過去の印象的な仕事
ちょうど私が入社して研修が終わったくらいのころだったんですが、いきなり新設工場の加工に配属されたんです。行ってみたら、広い部屋に汎用旋盤が一台だけ。
さすがにびっくりしました(笑)。
もちろん私一人しかいませんでしたから、最初はサンプルや試作を削りながら練習していたのですが、徐々に製品も流れてくるようになって、プレッシャーと、仕事をしっかりと任せてくれている、という責任感を感じながら仕事をしたのを覚えています。
それから数ヵ月して、量産が立ち上がったときのことも思い出深いですね。
本当に目が回るくらい忙しく、どうやって納期に間に合わせようか、どうやったらミスなく効率的に加工できるだろうか、そういう日々の中で経験を積んでこられたのはとても幸運だったと思います。

鈴木 大樹Suzuki Daiki
入社2年目 製造部(検査)所属
現在の仕事とやりがい
当社の主力製品であるスパッタリングターゲット材の外観検査、ノギスを使っての形状検査から、製品によっては、抵抗値測定、表面粗さ測定なども行います。ときには、蛍光X線分析など、分析業務に近いこともやっています。これらをすべて一人で担当しているのですが、一日に何百、何千個とこなすわけではないので、追われてあわただしく仕事を進めるというよりは、自分のペースで確実に仕事をする、という雰囲気に近いでしょうか。
ただ、製品表面のキズ、ムラなどを見逃すと、顧客の信頼を失うことにつながるので、ミスのないように心がけています。
最近は、量産品だけではなく、試作品の検査も行うようになったので、着実に、間違いのないようにしたいと思います。
当社のよいところ
以前勤めていた職場は、残業、休日出勤が当たり前、拘束時間も長くて、自分の時間を取ることが難しかったのですが、当社は、周りの社員も上司も普通に有給休暇を取得していて、とてもとりやすい雰囲気です。
残業や休日出勤も基本的にないので、自分の時間と仕事のバランスをつけることができるようになりました。
もちろん100%残業なしというわけではないですけどね(笑)。
もうひとつあげるとしたら、周りからのサポート、でしょうか。
異業種からの転職で、いままでノギスも触ったことがなかったんですが、いろいろな人からアドバイスやサポートを受けることができたのは、とても助かりました。
大きい会社ではないので、ほとんど全ての人と知り合いになれますし、わからないことがあれば、誰に聞いても、仕事の手を休めてでも、詳しく答えてくれます。
右も左も分からない初心者のときに、そうやってフォローしてもらえるととてもうれしいですよね。

田中 勉Tanaka Tsutomu
入社2年目 製造部MOCVD課
現在の仕事とやりがい
MOCVD法に使われる金属有機錯体、スピンコート液の開発・製造ですが、どちらかというと開発に軸足を置いています。
特にスピンコート液は試作開発から入って、綺麗に膜をつけることができたら出荷、というパターンが多いです。
MOCVD課は、材料から出荷まで、スケジューリングから生産まで全て一人で担当する、という当社の中でも特殊な生産体系を取っているので、もともと自由な当社の中でも、最も自分の裁量が大きいですね。
時間をうまく使って展示会や学会に参加することもできますから、
自分のキャリアパスや目的がしっかり見えている人にとっては、とても良い環境なのではないでしょうか。
私個人の仕事のやり方の変化としては、最近、営業と一緒に顧客サイトへ行き技術的な打ち合わせをする、技術営業的なことも始めました。
以前勤めていたところでは営業と技術で仲が悪くて、同行して顧客から話を聞くことが難しかったのですが、当社は営業も技術もどちらもフォローしあって仕事しているので、そういうことも問題なくできます。
顧客からの生の情報をすぐに技術に反映できる、顧客の顔が見える製造というのは、とてもやりがいがあります。
当社のよいところ
自分のやりたいことをサポートしてくれる、というのは大きいですね。大学で有機金属の研究を行い、その後、大手化学メーカー、半導体装置メーカーで研究・プロセスを担当していて、大学の研究から今の仕事まで、常に自分のキャリア、やりたいこと、を意識しながら仕事を続けています。現在も大学と共同研究を行っており週一回大学へ出向して研究を行っています。
あとは、経験者採用の社員が多いので、「中途だから…」という差別もなく、むしろ他の会社を経験して、複眼的な見方のできる社員の意見がとても重宝されます。
新卒・中途の区別なく、一丸となって協力できるのも当社の強みです。
どんな人が当社向き?
何にでも興味のある人なら当社に合うのではないでしょうか。逆に、専門的な知識だけにとらわれてしまう人だと、凝り固まって柔軟性がなくなりますから危険です。
当社は小さいながら本当にいろいろなことをやっていますから、ひとつのことにとらわれないで、何にでも首を突っ込むくらいがちょうどいいと思います。
そういう人なら専門知識も何もなくてもいいと思うんです。
何がフィットするかわかりませんが、いろいろ経験を積んでいく間にぴたっとはまるところがあると思います。
当社は個性的な人間ばかりですから (笑)、何かしらみなさんのアンテナにひっかかるところがあると思いますよ。



